今回は将棋初心者の方向けに以下の課題に答えられるように解説します。
・将棋のルールは知っているけど、実際対戦するのには不安がある。
・戦い方を覚えたけど、対人で勝てない。
・将棋ゲームアプリで初段になかなか慣れない。
将棋は老若男女が場所を問わずに気軽に遊べるゲームでとても魅力があります。
この記事を読んでいただくことで以下のことが分かります。
・将棋の始め方
・対戦するためのステップ
・将棋ゲームアプリで初段になるための上達法
私の将棋歴は
現在将棋クエスト・将棋ウォーズ初段で二段に挑戦中。
四間飛車党。
将棋を独学で始めて約2年半で将棋ゲームアプリで初段に昇格
となります。
それでは解説していきます。
- 1.(入門)将棋を始めよう!
- 2.(初級1)COMと対戦してみよう!
- 3.(初級2)人と対戦してみよう!
- 4.(中級1)将棋ゲームアプリで1級になろう
- 5.(中級2)将棋ゲームアプリで初段を目指そう!
- 6.まとめ
<更新情報>
R3.7.3 実践詰将棋を追加
R3.8.31 実践詰将棋を更新
R3.10.22 リニューアル
1.(入門)将棋を始めよう!
1-1.テレビ等のメディアで将棋に関心を持つ
1-2.将棋のルールを勉強する
1-3.将棋を指してみる
1-1.テレビ等のメディアで将棋に関心を持つ
まずは気軽にテレビやYoutube等で将棋を観てみましょう。
AbemaTVでは「AbemaTV将棋チャンネル」という将棋専門チャンネルがあり、将棋講座やタイトル戦等が放送されているので、おすすめです。
テレビだとNHKで将棋講座と将棋トーナメントが毎週放送されています。
また最近だとYoutubeでプロ棋士が出演したチャンネルもあるので、楽しめます。
あと実況動画も多くあるので、実践動画でイメージをつかむのもいいかもしれません。
おススメYoutubeチャンネル
クロノさんは、7年ほど前から将棋実況をされており、様々な戦法を分かりやすい解説をされているので、とても参考になります。
<関連記事>
第71回NHK杯テレビ将棋トーナメントでの戦法を集計しました~観る将にチャレンジ!④~
1-2.将棋のルールを勉強する
将棋に関心を持ったら早速ルールを覚えていきましょう。
一見難しそうですが、最初から全部を覚える必要はなく、最低限のルールを覚えれば将棋は指せます。
細かいルールはプレイしながら覚えていきましょう。
<関連記事>
将棋のルール~(将棋入門編)将棋をはじめようか迷っている人に③~
駒の動かし方~ (将棋入門編)将棋をはじめようか迷っている人に④~
将棋の専門用語入門編10選~(将棋入門編)将棋はじめようか迷っている人に⑤~
<関連本>
1-3.将棋を指してみる(アプリ)
ルールはうろ覚えでもよいので、どんどんプレイしましょう。
将棋アプリを使えば気軽に遊べます。
私は当時「i羽生将棋」アプリで覚えたのですが、今はないので別のアプリをご紹介します。
おすすめ将棋ゲームアプリ
将皇(入門編)
将棋を知らない人でも楽しめる将棋入門アプリです。
本アプリでは様々なモードがありますが「将棋の基本を学ぶをプレイ」すれば楽しみながら覚えることができます。また将棋を指すという感覚もつかめます。
1-4.将棋を指してみる(リアル)
将棋盤を買って実物を触るのも楽しいです。また将棋盤を買って実際に打ちながら勉強したほうが頭に入ります。
2.(初級1)COMと対戦してみよう!
2-1.詰将棋をする(1手詰め、3手詰め)
2-2.戦い方を学ぶ
2-3.対戦してみる
2-1.詰将棋をする。
将棋を勝つためには詰将棋ができなければいけません。
まずは1手詰めと3手詰めをひたすら解いて相手を詰ませる練習をしましょう。
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2-2.戦い方を学ぶ
対戦するためにはルールだけでなく、戦い方を知る必要があります。
具体的には定跡・手筋・格言・囲い等になります。
これらは組み合わせを考えると膨大な量になりますので、自分の得意な戦い方を1つ決めて勉強するのがポイントです。
勉強は本かアプリになります。
こちらも私は「i羽生将棋」アプリで覚えたのですが、今はないので別のアプリをご紹介します。
おすすめ将棋ゲームアプリ
将棋の定跡○○
様々な戦法の定跡を1つずつ詳しく学べるアプリです。
<関連記事>
初心者が将棋をはじめて最初に勉強すべきおすすめ手筋5選~(将棋初級編)将棋にチャレンジ!①~
初心者が将棋をはじめて最初に勉強すべきおすすめ格言5選~ (将棋初級編)将棋にチャレンジ!②~
初心者が将棋をはじめて最初に勉強すべきおすすめ戦法5選~(将棋初級編)将棋にチャレンジ!③~
初心者が将棋をはじめて最初に勉強すべきおすすめ玉の囲い6選~(将棋初級編)将棋にチャレンジ!④~
初心者おすすめ四間飛車基本編~(将棋初級編)将棋にチャレンジ!⑥~
2-3.COMと対戦してみる
ここまで勉強すれば十分対戦ができます。
まずはCOM相手に対戦してみましょう。
最近の将棋ゲームアプリでは、COMのレベルも多彩でこれだけでも十分楽しめます。
おすすめ将棋ゲームアプリ
ぴよ将棋
コンピューターのレベルを30段階で選べます。
3.(初級2)人と対戦してみよう!
3-1.初歩的なミスを減らす
3-2.人と対戦してみる
3-1.初歩的なミスを減らす
うっかりミスをできる限り減らすようにしましょう。
COMとの対戦では「待った(指し直し)」ができることもありますが、対人でありません。毎回うっかりミスをしていれば人との対戦では楽しむことが難しくなります。
練習としてはCOMとの対戦でも「待った」は使わないで、何度もプレイしていれば自然と減っていくと思われます。
3-2.人と対戦してみる
COMとの対戦にある程度慣れたら、人と対戦してみましょう。
オンラインであれば気軽に対戦できます。
おすすめ将棋ゲームアプリ
将棋ウォーズ、将棋クエスト
10分、5分等の切れ負け対戦ができます。相手は自動で割り当てられ、基本的には似た棋力の人と対戦できます。
<関連記事>
おすすめ将棋ゲームアプリ 将棋クエストと将棋ウォーズの比較検討~
4.(中級1)将棋ゲームアプリで1級になろう
4-1.得意な戦法を決めて、自分のものにする
4-2.感想戦をする
4-3.詰将棋(5手詰め、7手詰めメイン)
4-1.得意な戦法を決めて、自分のものにする
戦法を1つに絞り、徹底的に実践を積みましょう。たった1つの戦法でも多くのパターンがあります。得意戦法の強み弱みを把握します。
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リンク
4-2.感想戦をする。
感想戦とは対局後に、その1戦を振り返ることです。各局面での最善手や、どこか悪かったか良かったかを確認します。
対局はやりっぱなしにするのではなく、必ずその対局を振り返って棋力向上につなげましょう。
将棋クエストだと感想戦で差し手のヒントを表示できますので、参考になります。
また将棋ウォーズでも一部有料ですが、詳細な検討ができます。
4-3.詰将棋(5手詰め、7手詰めメイン)
3手詰めに慣れたら、5手詰め・7手詰めにもチャレンジしましょう。
5手7手での詰めは実践でもよく出ますし、確実に詰ませることができると棋力が格段に上がります。
<関連カテゴリー>
5.(中級2)将棋ゲームアプリで初段を目指そう!
5-1.相手に合わせて戦法を変えられるよう複数の戦法を自分のものにする
5-2.勝ち切る力(終盤力)をつける
5-3.詰将棋(いろいろな手数)
5-4.手筋・格言を使えるようにする
5-1.相手に合わせて戦法を変えられるよう複数の戦法を自分のものにする
得意戦法が1つだとこのあたりで伸び悩みます。
私の場合、四間飛車をやっていると相手の右四間飛車や中飛車に負けることが多かったので、逆に自分が右四間飛車や中飛車をすることで、対策を練ったりしました。
一時は居飛車党になっていろいろと試したこともあります。
そうやって戦略の幅を広め、相手の立場で考えることができるようになり、棋力が上がりました。
5-2.勝ち切る力(終盤力)をつける
戦況が優勢になったときに、しっかりと勝ち切る力を身に着ける必要があります。終盤は寄せきるスピードが大事です。的確な手をうてるよう、感想戦で「将棋クエスト」のヒントや「将棋ウォーズ」の解析を確認し、最善手を覚えていきましょう。
5-3.詰将棋(いろいろな手数)
詰将棋はやればやるだけ棋力が上がります。
3~13手ぐらいまで幅広く練習しましょう。
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5-4.手筋・格言を使えるようにする
手筋・格言は優位に対局するために必要なテクニックです。
単に覚えるだけなく実践で使いこなせるようにしましょう。
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6.まとめ
この記事では将棋初心者が初段になるまでの上達方法について解説しました。
1-1.テレビ等のメディアで将棋に関心を持つ
1-2.将棋のルールを勉強する
1-3.将棋を指してみる
2-1.詰将棋をする(1手詰め、3手詰め)
2-2.戦い方を学ぶ
2-3.対戦してみる
3-1.初歩的なミスを減らす
3-2.人と対戦してみる
4-1.得意な戦法を決めて、自分のものにする
4-2.感想戦をする
4-3.詰将棋(5手詰め、7手詰めメイン)
5-1.相手に合わせて戦法を変えられるよう複数の戦法を自分のものにする
5-2.勝ち切る力(終盤力)をつける
5-3.詰将棋(いろいろな手数)
5-4.手筋・格言を使えるようにする
焦らず地道に続ければ誰でも初段になれるチャンスはあります。
何より楽しむことが大事ですので、無理せず各自のペースで将棋を楽しみましょう!