将棋ウォーズ初段の将棋日記です。
2段に向けてチャレンジ中です。
〇17手の長手詰めに成功した事例
棋譜(後手)
感想戦
7手目、相手4六歩で右四間飛車の可能性がでてきました。こちらはそれを念頭に四間飛車を組んでいきます。
21手目、相手7七角と上がりました。これは穴熊の可能性も出てきました。右四間飛車四間飛車の形となり、4五歩をどのタイミングでどちらが突いて角交換になるかがポイントになります。基本的には右四間飛車側から突くのが多いですが、こちら受け身で待っていると相手の囲いが硬くなりますので、場合によってはこちらから突いて角交換を迫るか検討します。
26手目、こちらから4五歩を突きました。相手9八香により穴熊確定となりましたので、囲う途中の弱い陣形を見て攻めました。こちらは片美濃で欲を言えば、美濃囲いにしてから戦いたかったですが、間に合いませんでした。
47手目、飛車角交換が進んだ盤面です。陣形を見ると相手の方が放駒が多いので、こちらが優勢の形になったかなと思いました。この後、2七角で金銀両取りをかけてじわじわと寄せていく方法もありますが、最短で勝負するため2八飛と打ちました。
51手目、相手5三桂と攻め合いできました。こちら優勢だと思いますが、攻め合いでは1手失敗するだけで一気に形勢は逆転するので残り時間も気にしながら注意しないといけません。
61手目、相手6一龍で詰めろをかけられました。これは守れないので、こちらが相手玉を詰ませないと負けになります。やはり攻め合いは緊張します。優勢だと思っていたのですが、いつの間にかこのような拮抗した戦いに。結果このあと17手で詰ませることができました。あとで検証したところ11手で詰ませれたようですが、何手かかっても詰めればOKです。大事なのはこの盤面で詰まれそうかの直感をもてるかどうか。日頃の実践詰将棋が役に立ったかもしれません。
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