将棋ウォーズ初段の将棋日記です。
2段に向けてチャレンジ中です。
〇居玉の守備力の低さが勝敗を分けた戦い。
棋譜(先手)
感想戦
10手目、相手銀を上げてきたので、棒銀の可能性があります。3二金を先にしているので、角交換をされることも意識されているのかもしれません。こちらはひとまず四間飛車 VS 居飛車棒銀を念頭に駒組することにしました。
20手目、相手7五歩とぶつけてきました。居玉のまま戦いが始まるのは予想外でした。こちらもまだ美濃囲いが組めていません。早めに3八銀としたいところですが、まずはこの急戦に対応するために、飛車を7筋に移動します。戦いの始まるところに飛車を移動させるのは振り飛車の常とう手段です。
20手目~25手目は棒銀でよくある定跡ですす。ここで26手目7五歩打ちでしたが、7七歩打ちの「焦点の歩」が多いと思います。7五歩はここで一旦戦いをおさめるという意思表示かもしれません。
26手目~37手目までは予想通り戦いが一旦落ち着き、こちらは囲いを組み、相手はさらに攻めの陣形を整えてきました。そして9筋の歩をぶつけてきました。相手はもう居玉のままで戦うのかもしれません。そうなるとこちらは美濃囲いが完成しているので、飛車角を五分五分の状況か少しこちらが悪い状況くらいで交換できると、こちらが優勢になりそうなので、多少強気でいきます。
63手目駒がぶつかり合った後の状況です。こちらの飛車と相手の銀桂交換となったので、駒の交換は五分五分。相手は龍ができていますが居玉、こちらは歩成ができている状態で片美濃の状態なので、盤面は五分五分か少しこちらが良いかなという印象でした。これからの終盤戦でどちらが先手を取るかで流れが決まりそうです。
66手目あいて4六香は痛恨の悪手でした。角でただどりすることができたうえ、こちらが先手を取ることができます。
100手目、優勢な状態だったので着実に相手玉を寄せていきます。
最後こちらも危ない状況ですが、詰みを読むことができ、勝つことができました。
皆さんもこの盤面で詰みを探してみてください。
今回は居玉の守備力の弱さが勝敗を分けた戦いになりました。一手でも玉を移動していれば一気に寄せにくくなり、こちらが負けたかもしれません。
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