こんにちは。
先日、実際に将棋にチャレンジしようと思った方向けに、攻めの体制作りとしておススメ戦法をいくつかご紹介しました
将棋にチャレンジ!~初心者が最初に勉強すべきおすすめ戦法5選~
今回は、実際に将棋にチャレンジしようと思った方向けに、最初に玉の囲いを選べばいいか、いくつかおすすめしたいなと思います。
将棋の玉の囲いとは
将棋は守りと攻めのバランスが非常に重要です。将棋を指す人によって、どちらかというと守りが強い人・攻めの強い人がいますが、どちらも最低限はおさえておかないといけません。
玉の囲いには、「居飛車」と「振り飛車」でおすすめが若干変わるのですが、まずは共通する考えとして玉の囲いに関する将棋の格言をご紹介しましょう。
格言1.居玉は避けよ
脱初心者の第一歩となる格言です。
居玉というのは、玉を初期の位置から動かさないことを指します。
つまり5一(5九)玉の状態なのですが、例外(藤井システム)を除いて基本的には攻められやすいので、避けるべきと言われております。
そのため玉は右側・左側のどちらかに移動させることが多いです。
以下は、居玉のまま攻めて、王手飛車をかけられた失敗例です。意外とよくあります。
5八玉と1つ動かすだけでも守備力は大きく上がります。
格言2.玉の守りは金銀三枚
格言のとおり、玉の守りには基本的に金銀3枚使いましょう、そうすれば簡単には守りを崩されることはないです。
初期だと金2枚、銀2枚あるので、そのうち金2枚、銀1枚は守りに使い、残りの銀1枚を攻めに使うというのが基本的な考えです。そのため、玉の囲いも金2枚、銀1枚を使うことが多いです。
格言3.玉飛接近すべからず
玉は激戦地帯から離れたところにいたほうが、安全です。
飛車は攻めの中心であり、飛車の近くは激戦になりやすくなるため、王に流れ弾が当たらないように玉と飛車は離しましょうという意味です。
主に飛車と玉は左右に分かれることになるのですが、
居飛車だと飛車が右側にあるので玉は左側、
振飛車は飛車が左側で玉は右側となります。
(例外として飛車と玉が同じ側にいく右玉というのもあります)
以上が格言です。
ではこれからおススメの囲いを居飛車、振り飛車に分けてご紹介します。
おススメ囲い
居飛車編
矢倉囲い
メリット:縦からの攻めに強い。
デメリット:横からの攻めに弱い。
(注)駒組の手順は、相手との駆け引きがあるので、人によって場面によって変わります。
舟囲い
メリット:手早く組める。
デメリット:守備力は高くないので、ここから更に進化させる必要がある。
(注)駒組の手順は、相手との駆け引きがあるので、人によって場面によって変わります。
穴熊
メリット:守備力が高い。
デメリット:組むのに手数がかかる。
(注)駒組の手順は、相手との駆け引きがあるので、人によって場面によって変わります。
振飛車編
美濃囲い
メリット:横からの攻めに強い。
デメリット:縦からの攻めに弱い。
(注)駒組の手順は、相手との駆け引きがあるので、人によって場面によって変わります。
金無双
メリット:低い構えで攻められにくい
デメリット:壁銀になりやすく、玉の逃げ場が少ない。
(注)駒組の手順は、相手との駆け引きがあるので、人によって場面によって変わります。
穴熊
メリット:守備力が高い。
デメリット:組むのに手数がかかる
(注)駒組の手順は、相手との駆け引きがあるので、人によって場面によって変わります。
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